08年3月議会報告
08年3月議会報告をお届けします。
後期高齢者医療制度
妊婦健診5回まで無料に
臨時保育士の給与が改善に
双柳学童の建て替えへ
3月議会報告.pdf
新飯能新年号外
自民・公明の悪政から
くらし・福祉 守ります
雇用破壊や医療改悪、庶民大増税など暮らしを破壊する自民・公明の政治に、国民の怒りが大きく広がり、参院選でノーの審判をくだしました。
今年は、4月からの後期高齢者医療制度、国保税増税など相次ぐ負担増がまた市民生活に襲いかかってきます。
日本共産党は、国政でも市政でも、弱いものいじめの政治にストップをかけ 暮らしを守るために全力をつくします。
2008年1月 市議会議員 金子としえ
山田とし子
新井たくみ
滝沢おさむ
こんな高齢者いじめの自・公政治 力合わせストップを!
負担は増え 医療は制限される
後期高齢者とは、75歳以上の人のことです。今年、4月からこれまで加入していた国保や健保を脱退させられ、「75歳以上だけの医療保険」ができます。今まで、家族の扶養になっていて保険料を払っていなかったお年寄りも全てが対象です。
保険料は、平均月額7830円、介護保険料と合わせると1万円をはるかに超えます。しかも、年金が月1万5千円以上の人からは介護保険料と合わせて天引きされます。
この制度は、市が運営するのではなく、各県ごとの広域連合議会に任されるため、市民の声が届きにくくなっています。
今、政府は、75歳以上の診療報酬定額制(包括払い)を検討しており、診察の回数・診療科のかけもち制限や薬の処方まで制限される可能性が強くなっています。
払えなければ「保険証」の取り上げが
これまで75歳以上の高齢者から保険証を取りあげることは禁止されていましたが、今度の高齢者医療制度では、保険料を1年滞納したら、保険証を取りあげ、1年6ヶ月で「医療給付の停止」となります。
また、12月議会で、被保険者等が、保険料の徴収の件で質問や資料提出を拒否した場合には、「10万円以下の過料」を盛り込んだ条例案が提案され、日本共産党以外の賛成で可決しました。
日本共産党は、「保険料の減免制度を設けることや保険証の取り上げをしないよう」強く求めました。
『凍結』ではなく中止を
自民・公明の与党は、国民世論の批判のなかで、現在、扶養されている方の保険料徴収を半年から一年延期するなど「一部凍結」を決めましたが、根本的な解決にはなりません。
日本共産党飯能市議団は、国・県に後期高齢者医療制度の撤回を求めて、署名運動や意見書案の提出などに奮闘してきました。
自分で決めておきながら一部「凍結」を実績?
自民・公明は、国民の反対を押し切って、高齢者医療制度を強行しておきながら、国民の怒りに、選挙にひびくからと一部を『凍結』。
公明党は、これを「実績」と宣伝する厚かましさ。
総選挙が終わると『凍結』は「自然解凍」に。
飯能市議会でも、保守・公明・民主は、後期高齢者医療制度の改善を求める請願に反対しました。
国保税も年金天引きに?!
75歳以上だけでなく、65歳以上(前期高齢者)でも月額1万5000円以上の年金を受けている人は、国保税が4月から年金天引きされます。税金を天引きするのは初めてで、自主納税の原則に反するものです。
現在、国保税の最高限度額は、介護分も合わせて61万円ですが、新制度の後期高齢者支援金が新たに加わり、68万円になります。20年度の国保会計の予算が検討されていますが、3月議会に国保税の大幅引き上げの条例提案も検討されています。
自分で決めておきながら
さわらびの湯
指定管理者の指定が継続審査に
名栗の有間ダム下にある日帰り入浴施設「さわらびの湯」を今年4月から市の管理を民間企業に管理委託する議案が出されました。この委託に当たって、地元企業の育成、地域の活性化などの配慮が全くなく、大手企業に有利な選定基準となっていたため常任委員会で紛糾し採決できず、12月議会閉会後、引き続き審査することになりました。
お手盛り 市長ボーナス
引き上げ条例案を否決
市長、副市長、教育長と市議会議員の期末手当(一時金)を年額で0・1ヶ月引き上げる条例案が提案されました。日本共産党は、「市民生活は厳しい状況にあり、引き上げるべきではない」と主張。全会一致で引き上げ案を否決しました。
教育にコスト論持ち込み
授業料6割値上げ 名栗幼稚園
飯能市は、旧名栗村との合併協議の中で、「幼稚園については現行どおりとする」という合意事項を無視し、授業料を64%も引き上げました。値上げの理由を総費用に占める授業料の比率を他市並にしたといいますが、狭山、入間の市立幼稚園授業料より1000円も高くなっています。この値上げには、日本共産党以外の全ての議員が賛成しました。
臨時保育士の処遇を改善
日本共産党が強く求めてきた臨時保育士の処遇が改善され、一年ごとに月2000円程度の昇給と2ヶ月のボーナスが出るようになります。
議会報告07年新年号
高齢者・サラリーマンに大増税!負担“雪だるま式”に
公共サービスにコスト論持ち込み 料金値上げ・負担増が
みなさんと力あわせて一歩前進
双柳学童建て替え計画 国保納期を8期から10期へ
飯能市立病院のベッド廃止に広がるノーの声
ド~ンと署名 2万筆
6月議会報告
6月議会報告をご覧ください。
3月議会報告
3月議会報告ができましたので、ご覧ください。
5億9000万円!庁舎別館はいらない
日本共産党議員団が予算組み替え動議を提出
18年度予算の特徴と問題
増税・負担増 市民にずっしり - お年寄りに負担増押しつけ 許せますか?
金子敏江議会報告
新井たくみの議会報告
新井たくみの議会報告「フレッシュ宅配便5月号」
目次
○相次ぐ負担増の中で市民生活守れと全力
○負担増と市民サービス切り捨ての「行革」やめよ
○家庭ゴミの有料化 減量化にはならない
○「救える命が救えない」消防分署廃止?
○委託してもコストは下がらない学校給食
○小さな市役所 サービスも縮小に
○山間地域の通学路の安全対策
○住宅周辺の森林整備
○生産緑地の追加指定
○税負担少ないから応分の負担必要と市長
○みなさんと力をあわせて実現しました
滝沢おさむ・議会報告
滝沢おさむホットメールができましたので御覧ください
【目次】
○ ごあいさつ
○ 06年3月議会報告
1, 国民負担が重くなるなか、低所得者を守る市独自の施策を
2, 区画整理問題・・・ 換地設計の見直しは
・・・ 阿須小久保線の整備について(阿岩橋・下水道について)
3, 特定施設誘導地域の土地問題について
4, 子ども達を守る取り組み、市でも充分な援助を
5, 実現しました・・・ AEDが配備されます。
・・・ 待避所ができました。
新飯能職員向け号外
飯能市議団議会報告 2006年1月号
今年も市民にみなさんと 福祉・くらしに全力投球
新しい年を迎え、「今年こそ、明るい良い年にしたい」。みなさん共通の願いではないでしょうか。
小泉政治のもとで、増税や負担増、社会保障の切り捨てなど、一層厳しい状況が続くなかで、国民の怒りは大きく広がっています。力を合わせて国民本位の政治に変えていこうではありませんか。
日本共産党飯能市議団は、今年も「市民生活第一」、くらしと福祉を守る先頭にたって全力でがんばります。
みなさんのご支援を、引き続きよろしくお願い致します。
市議会議員 金子としえ
山田とし子
新井たくみ
滝沢おさむ
市民いじめの政治はゆるしません
「市民の願い第一」にがんばりました
ムダ使いやめ、福祉の充実求める
日本共産党の四名の議員団は、十二月議会の議案質疑や一般質問で、くらしや福祉の充実を求めて奮闘しました。
これでは介護が受けられません
自民・公明・民主によって介護保険法が改悪され、昨年十月から特養ホームやデイサービスなどの施設を利用した場合、食費や部屋代が全額自己負担になりました。年間では平均三九万円もの負担増になります。その上、保険料の値上げも検討されています。
サービス内容も大幅に変わり、「介護予防」などとして軽度の要介護者(要支援、要介護一)のサービスを切り下げ、介護費用を減らそうとしています。これでは、介護が受けられません。
日本共産党は、食費の助成制度や介護予防を支える包括介護支援センターの充実を求めました。
福祉・サービス切り捨て 保育所の民営化、給食の民間委託
飯能市は、「行革」と称して、公立保育所の民営化、学校給食の民間委託をめざしてパート化をすすめ、正規職員は保育所で六割、給食では四割になっています。
また入所待ちの児童が三六人もいるのに、施設はそのままで定員の一二〇%まで詰め込んでいます。
これでも、「子育てするなら飯能市」?
第一保育所は、川寺・上野線整備にともなって、平成十五年に移転・建て替える計画でしたが中止になりました。
沢辺市長は、道路で園庭がえぐられたうえに、騒音と排ガス、砂埃のもとでも、「ガマンしてほしい」と答弁。とても「子育てするなら飯能市」などとは言えません。
その一方で
庁舎別館に5・5億円
市は、市民にはガマンを押しつける一方で、総合振興計画にも合併後の新市建設計画にも、なかった庁舎別館建設には、五・五億円をつぎ込もうとしています。
公団に32億円の返済
開発地域の学校建設は、本来開発業者が建てるものですが、公団(現在、都市再生機構)は、美杉台中学校の建設費として、五二億円を立て替え払いし、飯能市が毎年約二億円を支払っています。今後三二億円も公団に返済しなければなりません。
公団などの開発に市民の税金を二〇〇億円もつぎ込み、大河原の住宅開発は中止に。こうした公団の責任を明確にし、返済を免除させるべきではないでしょうか。
大型店出店ラッシュで商店街は悲鳴
西武鉄道が撤退した分譲地開発計画地の中央地区にショッピングセンター建設計画がうちだされました。この計画によると開発面積二・一 ha に六店舗と約四〇〇台分の駐車場の建設が予定されています。店舗面積は六三〇〇㎡にも及びます。郊外型の大型店の出店が相次ぐ中、商店街と競合し、商店経営を圧迫することは明らかです。
多くの業者が泣いている公共工事代金横領事件 市の責任で解決を!
飯能市の公共工事・東飯能駅東口駅前通り線道路改良工事において、佑和建興社長が工事代金を横領・失踪して、多くの孫受け企業が工事代金の不払いで困っています。被害額は数百万円から一千万円超の業者も。
日本共産党飯能市議団は、この間、被害を受けている業者の訪問調査を行ってきました。さらに一般質問で建設業法四一条では、元請会社が国の指定を受けた特定建設業者の場合は、「下請けに工事代金等の不払いを生じさせた場合、元請け会社が立て替えて払うこと」を規定していることを明らかにし、飯能市が発注者の責任として、「被害者が国に被害届けを出すよう働きかけるとともに、相談窓口を設けてほしい」と求めてきました。
こうした指摘を受けて、飯能市が解決に向け、努力することを明らかにしました。
解決に全力あげます
日本共産党は、引き続き、国会議員団とも連携しながら解決に全力をあげます。
これで見通しが被害業者の声
被害を受けたある業者は、「日本共産党に取り組んでもらい、ありがたい。業者は法律のことはよく分からないので、被害者がまとまって取り組めるようにお願いしたい」と話しています。
アスベスト対策でも前進
日本共産党は議会の一般質問や埼玉土建飯能日高支部から提出された「アスベスト対策を求める」請願の紹介議員として国への意見書提出に奮闘しました。
こうした動きの中で国は、公営住宅、不特定多数が使用する公共施設、ホールや民間施設でも社会福祉施設には補助することになりました。また民間住宅についてもアスベスト対策について地域住宅交付金制度の中で補助を検討するなど対策に踏み出しました。