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政治を変えよう?! 300人の熱気。
5月30日、7月11日投票の参議院選挙で立候補予定の伊藤岳さんを迎えて、演説会が開催され、飯能市民会館小ホールいっぱいの参加者の熱気に包まれました。
伊藤さんは冒頭に、普天間基地移転問題で迷走を続ける鳩山首相を批判し、「後期高齢者医療制度廃止は先送り、派遣法見直しは抜け穴だらけ。こんな公約違反はない。鳩山首相はハトではなくサギだ」と批判しました。
政党助成金こそ事業仕分けを
「民主党が国会議員80名削減、みんなの党が参議院廃止を掲げているが、最大のムダ使いである政党助成金320億円を止めれば国会議員426人分にあたる。民意を削るのではなく政党助成金こそ廃止を」と訴えました。
「自民もダメ、民主も期待はずれ。雨後の竹の子のように新党が次々できて覚えきれないが、参議院選挙後に政界再編を叫んでいるわけで、名前を覚える必要もない」と指摘。
伊藤さんは、「私も要介護4の父を診ているが、介護をする家族はとても大変。特養ホームの待機者と保育所の待機児をゼロにするのが国会に行って先ず最初にやりたい」と決意を語りました。
林業の振興は雇用も増やす
伊藤候補は、林業政策に関わって、「輸入材中心を改め、日本の林業と山林を守り抜く。…これを、政治の柱に据えていくことが重要。飯能も西川材が有名だが、国産材使用の建築物に助成する、木の価格保証を実施する、こうした施策が重要。県森林組合長さんからも、『ぜひ、実現してもらいたい』と言われた。こうした努力は、雇用拡大にもつながる。ドイツでは、木材自給率100%で、製材、家具などの木材関係の雇用が、自動車産業の2倍となっている。まさに政治の柱に据えるべき分野だ」と語り、「その仕事を私にやらせてほしい」と訴えました。
講演後にフロアーに降り、「沖縄の基地をなくした後の振興策は?」など参加者の質問に、丁寧に答えました。
「なぜ、苦しい生活をしなくてはならないのか・・・・・・。」話を聞いてよく分かった。
演説会参加者の感想を紹介します。
●やさしい語り口で、とてもよく分かった。今日の演説会に参加した人は徳をしたのではないか。
●なぜ、こんなに苦しい生活をしなければならないのか。よく分かった。共産党に頑張ってほしいと本気で思った。
●大企業・ホンダなどの派遣切りはひどい。労働者派遣は抜本的に変えてほしい。
●武蔵藤沢の友達も誘って参加した。とてもよかったと電話があった。
●林業や公立病院問題など飯能市政と国政の関わりがよく分かった。
●国会に行ったら2つのゼロ(特養ホーム、保育所の待機者ゼロ)をすぐにやりたいと言っていたが、ぜひ国会議員になってもらいたい。
●フロアーからの質問コーナーもあっていい企画だった。
●なにがなんでも、今度の選挙は勝ちたいと思う。
住宅リフォーム補助、シルバー人材センター建設費補正などを提案
6月定例飯能市議会開かれる
6月定例市議会が6月4日に開会され、市長提出議案15件と3件の人事案件が審議されます。
議案では、市税条例改正など国の税制改正にともない専決処分された5件の承認をもとめるもののほか、一般会計補正予算では、緊急対策住まいの環境改善資金補助金(住宅リフォーム助成制度)は当初予算で300万円計上していましたが、好評でリフォーム需要が多いことから、500万円の補正予算を組むことにしています。また、昨年12月議会でシルバー人材センター用地として大河原の土地購入にあたって、「経過が不透明だ」として、日本共産党の4名を含めて8名の議員が反対した人材センター建設費用7800万円も計上されています。林業振興費では、林業再生緊急間伐に1200万円が計上されています。
22年度に繰り越した道路橋りょう費として、倉掛峠線の土砂崩れにともなう調査・設計業務委託費も補正されています。
委託協定の締結の議案は、岩沢汚水中継ポンプ場建設工事、双柳小学校耐震工事の2件となっています。
日本共産党は、国や県に飯能市議会として、意見書を提出するよう4件の意見書案(①普天間基地の無条件撤去を求める②扶養控除の復活を求める③口蹄疫の防疫措置の徹底と被害補償を求める④奥武蔵あじさい館を売却しないよう求める意見書案)を提案しています。
日本共産党の一般質問内容
6月9日(水)14・20~ ケーブルテレビ15日午後8時
滝 沢 修
1、格差、貧困の拡がりから子どもを守る
(1)生活保護制度と子育てについて(2)学校生活と就学援助について(3)奨学金の給付制度を(4)保育料に市が責任をもち、誰もが利用できる学童クラブに
2、道路・交通問題
(1)エコロジーな自転車の利用増加と道路整備について(2)入間川サイクリングロード豊水橋から飯能まで
(3)県道二本木飯能線、川寺や落合、阿須地内の騒音と安全対策
3、区画整理問題
(1)仮換地案の個別説明会と今後について
(2)仮換地案で阿須小久保線と西武鉄道の交差問題(3)除外地区の事業推進(4)除外地区の下水道整備促進を
4、まるひろ東飯能店は借用の必要はない
6月10日(木)13・10~ ケーブルテレビ16日午後8時
新 井 巧
1、雇用問題
(1)人間らしく働けるルール、暮らせる賃金を①非常勤、パート、委託労働者の賃金・労働条件②職員の昇任試験、異動等の問題
2、給食問題
正規調理員を採用し、学校給食は自校直営で
3、林業振興
(1)公共建築物木材利用促進法の活用で、地元材を豊富に使った新図書館、総合保育所の建設を(2)西川材の利活用促進のために
4、奥武蔵あじさい館の売却問題
5、名栗簡易水道と市上水道との接続に関して
6月11日(金)10~ ケーブルテレビ16日午後10時
山田 利子
1、福祉問題
(1)親学について
①なぜ親学なのか②行政の中立性の問題について③次世代育成支援行動計画後期計画とも相反するのではないか
(2)総合保育施設について
2、交通問題
(1)交差点の安全対策について(2)抜け道として利用される道路の安全確保を
3、市街地活性化問題
商店街振興条例の制定を
6月11日(金)13・10~ ケーブルテレビ17日午後9時
金子 敏江
1、平和行政の推進
(1)沖縄・米軍普天間基地のたらい回しはやめて即時撤去を求める運動を全国から起こそう(2)「非核平和都市宣言」の制定を
2、飯能の水問題
良質でおいしい飯能の水を守るために、市民の合意を得られていない本郷浄水場の縮小・廃止計画は見直すこと
3、下水道事業
水洗化促進への取り組みについて
4、救急医療情報
「救急医療情報キット」の取り組みについて
議員団にメールが届きました。
「親学?」「高橋史朗?」と聞いてびっくり!!
飯能に生まれ、育ち、生活して早63年目に入ろうとしています。長い人生、外国にも度々行きましたが、行けば行くほど郷土「飯能市」の素晴らしさが見えてきます。こんな私は幸せ者の一人かもしれません。
さて本日公民館に立ち寄った際に手にしたチラシがありました。「親学」に関連したそのチラシを拝見して、一つ疑問に感じましたのでここにメールさせていただきました。
「高橋史朗」氏の名前に記憶がありましたのでインターネットで検索しましたらやっぱりあの「高橋」氏でした。長きにわたり日本の社会に「悪影響」を及ぼしてきた「霊感商法」や「集団結婚式」で有名な宗教集団「統一教会」に関係し又、「南京大虐殺は無かった」「従軍慰安婦は何ら問題ない」「広島原爆は仕方なかった」等々の内容を持つ「新しい歴史教科書を作る会」においては重席を務め国際的にも認識されてきた「世界歴史観」に真っ向から「反旗を翻す内容」で、極右的「危険人物」の一人とも言われています。穏やかな風貌の下に実は…又「親学」に関しましては2007年度に「教育再生会議」からの提案を「唐突すぎる」「家庭に国が介入」等などの意見もあり時の「与党」自民党の中からも苦情が出され「見送り」にした経過があります。今回なぜ飯能に?と思い、できれば取り組みの中止をお願いいたしたいと思いメールをしたためました。「年寄りの取り越し苦労」なら良のですが‥最後に付け加えさせてもらいますと、我が家の88歳になろうとする父の口癖は「戦争は突然にはやって来ない、気が付いたらそうなっていたんだよ、ちょうど今の時代のように少しずつ少しずつそっちの方向に靡き進んで行ったんだよ‥」 青木文男
波紋(コラム)
鳩山首相が政権を投げ出しました。済州島のホテルに自宅から飛んできたヒヨドリが、もうそろそろ自宅に戻ってこいよといったというのです。自分はしっかり仕事をしているのに、国民のみなさんが聞く耳をもたなくなったともいいました▼とんでもありません。アメリカには「トラスト・ミー(私を信じて)」といいながら、米軍普天間基地問題では、「国外、県外」の国民への公約を裏切り、辺野古への県内移設に合意してしまったのです。こんな有言不実行の鳩山内閣に国民が信頼をよせなくなるのはあたりまえです▼30日の飯能の演説会で参議院埼玉選挙区予定候補の伊藤岳さんは、「自民党もダメ、民主党もダメ、でもここに財界・大企業にも、米国にもモノが言える共産党がある」と訴えました。その通りの展開になりました。国民は民主党政権の実態を見ぬき、鳩山首相を退陣追い込んだのです。いよいよがんばり時です。