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飯能・日高地域メーデー
沖縄・普天間基地の無条件撤去を
5月1日の第81回飯能日高地域メーデーは、例年通り八幡神社境内で集会があり、市内をデモ行進しました。
大野真実行委員長の主催者挨拶の後、来賓として挨拶した新井巧市議は「労働者の収入は10年以上減り続け、その一方で、大企業は巨額の利益を上げ、内部留保はこの10年間で倍増している。大企業の利益を労働者、国民に還元させ、国内需要・消費を活性化させることが必要だ」と述べました。
その後、参加した埼玉土建、国民救援会、JMIU、原水協の代表からそれぞれ決意表明。土建の長嵜さんは、「昨年一年間で埼玉土建全体で自殺をした仲間は40人、死亡者数が385人で、一割以上が自殺によるもの。毎年実施している生活実態調査では、ひと月の労働日数は平均20日で、前年より約3・6日減り、月の収入は30万8千円で、前年比2万9千円も減少した。ここから道具代、ガソリン代、国民健康保険料、生活費を引くと残る金などありません」と建設労働者の厳しい生活実態を訴え、闘う決意を述べました。
その後、「メーデー宣言」と「普天間基地の無条件返還を求める決議」の採択が行われ、100人の参加者は、市内を元気良くデモ行進し「労働者の雇用をまもれ」「大幅な賃上げをかちとろう」「憲法改悪反対」「税金の無駄遣い反対」を市民にアピールしました。
前夜祭も盛大に
前日の4月30日には、前夜祭が開催されました。沖縄問題のビデオ上映と沖縄出身の方や最近沖縄に行かれた方の報告がありました。参加者からも思い思いの発言があり、普天間基地の移転問題で大きな関心をよんでいる沖縄に連帯した集会になりました。
ゴールデンウィーク
連続街頭演説を終えて
参院埼玉選挙区予定候補 伊藤 岳
連休最終日。私にとっては、「ゴールデンウィーク・主要駅頭・連続街頭演説」の最終日でした。
「どこに行っても、よく聞いてくれる」「立ち止まって聞いてくれる人が増えた」・・・連休中、同行してくれたアナウンサーさんの感想です。
普天間基地問題がクローズアップされ、昨日の総理の沖縄訪問で、「県外(完全)移設は難しい」と、またまた公約投げ捨てがハッキリした、このゴールデンウィーク。
新しい政治への模索が確実に進んでいる、と実感しました。
「総理は、『抑止力を学ばせてもらって・・・難しいと判断した』と言われました。抑止力と言うなら、戦争しないと決めた憲法第9条こそ、日本を守る最大の抑止力ではないでしょうか。だいたい、米軍基地のある沖縄は、戦後ずっと、命の危険と隣り合わせだったじゃないですか。命の危険そのままに、抑止力も、安保も、安全保障も、何も、ないじゃないですか!」との私の訴えに、拍手がおきました。
5月30日(日)の演説会でお会いしましょう
今月30日には、飯能市民会館で開催される演説会でお話しさせて頂きます。ぜひ多くのみなさんのご参加をお待ちしています。
またまた名栗地域は負担増に
水道料金1.3倍、飯能市水道にも連結
名栗地区の水道は簡易水道で上名栗の大鳩園キャンプ場の上流で取水しています。
料金は、飯能との合併を協議してきた合併協議会で「当分の間、現行どおりとする」と定めていましたが、17年の合併から5年を経過したことから平成23年4月から飯能市の料金体系に統一する方向で検討しています。
これによると口径20ミリで36立方メートル使用(=名栗地域の一世帯平均の使用料)で(2ヶ月)平均的な家庭で3297円から3927円(1・2倍)に、60立方メートルでは、5565円が7455円(1・3倍)になります。
これまで口径別の料金体系がなかったことから大口利用者は、大幅に負担が増えることになります。
上水道に連結し、小岩井系の水が
名栗簡易水道の一日あたりの最大許可取水量は867トンですが、許可水量を上回って取水している日が昨年度で178日あることなどから、飯能市の上水道と連結し、小岩井系の水をポンプアップすることを検討しています。
今年度は県・国との調整があるため、いつから連結するかはハッキリしていません。 担当課では「どの地域が小岩井系になるかはまだ明確ではないが、4分の1程度になるのではないか。範囲が決まれば、名栗簡水とは区分けしなければならない」と話しています。
下名栗に住む86歳の男性は、「ここで生まれて86年生きてきたが、飯能の水を飲むようになるとは思わなかった」とショックそうに語っていました。
料金問題も含めて、地域住民の理解と納得が得られるよう丁寧な対応が求められます。
「埼玉経済懇談会」にご参加ください
大門実紀史参院議員が報告
わが国の経済危機と、国民生活の実態は、極めて深刻な状況にあります。雇用情勢は、完全失業率、有効求人倍率とも過去最悪水準にあり、日本経済の土台を支える中小企業の年間倒産件数も、2009年には1万3千件を超え、倒産によって毎月1万人規模の雇用が失われています。
また、社会保障予算が連続的に削減されてきた結果、医療も年金も介護も、どの制度も深刻な危機にさらされ、医療難民、介護難民などと言われるような事態も広がっています。 また、農業と中小企業の経営が立ちゆかなくなり、地域経済は深刻な疲弊へと追いやられています。
大企業が利益をあげても、国民の所得に反映せず、国民生活の向上につながらない、こうした傾向は「失われた10年」と言われるように、とくにこの10年間強まり、大企業が空前の利益をあげるもとで、労働者の賃金は逆に減少を続けるという世界的にも異常な事態が進行しています。
こうした日本経済の現状を打開するため、日本共産党は今年3月、「経済危機から国民の暮らしを守るために政治は何をなすべきか」と題して『五つの提言』をまとめました。
つきましては、標記の「埼玉経済懇談会」を開催し、ぜひとも皆様方のご意見を伺わせていただければと考えております。
ご多忙のことと存じますが、ぜひご出席くださいますようお願い致します。
日時 5月19日(水) 午後6時30分開会会場 浦和ロイヤルパインズホテル
報告 大門実紀史参議院議員(予算委員会、財政金融委員会)
参加者の意見・懇談
なお当日は、塩川鉄也衆議院議員(総務委員会、内閣委員会)
紙智子参議院議員(農林水産委員会)埼玉県議も参加します。
おみやげショップ
「夢馬」オープン
武蔵丘観光案内所のおみやげショップ「夢馬」(町田晋所長)で5月1日、物産販売記念式典が行われました。
副会長であり運営委員長の大久保光一氏は、「マラソンでいえばゴールのないマラソン、今日はそのスタートの日。個店の良い物を一同に集めることで名物、名産を作りだしたい、大いにPRしていきたい、皆さんのご協力をお願いしたい」と挨拶。
店内には菓子食品、製茶、漬物、木工製品、陶器、酒類など32店舗が出店、また、外のテントではオープニングイベント特別出店として飯能名物まんじゅうフェアに栗、味噌付け、名栗まんじゅうなどが並んでいました。
連休明けに大久保運営委員長さんにお話を伺ってみました。
「1日は300人以上の来店者でレジが間に合わないほど、品切れになり搬入してもらったり取りに行ったりと大忙しの一日だったということです。この間の売り上げも好調、特にパン、どら焼き、せんべいなど品切れに・・。今後、野菜の販売、朝市などにも広げたい、個店を育成したい。周りに珍しい花を植えて、飯能の象徴にもしたい」と意気込みを語っていました。
波紋(コラム)
これまでモヅクのことなどほとんど考えたことはなかったのですが、沖縄の「4・25県民大会」での「ここが埋め立てられたら、年収のほとんどをしめるモズク漁ができなくなる」といううるま市の漁師たちの意見を聞いて、はじめてモヅクと沖縄が結びつきました▼モヅクは海藻に付いて育つので「藻付」が語源だといわれています。なんと全国の消費量の90%が「オキナワモヅク」なんだそうです。その沖縄に行って、鳩山首相は昨年の衆院選で普天間基地「移設」で「国外、最低でも県外」と約束したことについて「党の考え方でなく私自身の代表としての発言」と公約破りをごまかしました▼本当にそうなら、この大嘘つき者の首相は即刻首にしなければなりません。憲法前文には「日本国民は、正当に選挙された国会における代表者を通じて行動し」とあります。嘘をついて議席をかすめとることなどあってはならないのですから。