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遠距離通学者 バス代助成制度 申請45件
制度の徹底と補助実感のあるものに
年間10万円を超える高校生などの通学バス定期代の一部助成制度が始まって一ヶ月が経過しましたが、申請件数が45件にとどまっていることが明らかになりました。
対象者数は420人で、500万円の予算を組みましたが、1年間の定期券を買わないと申請できないのではないかと思っている方が多いことと、補助額が思ったより少なく、1ヶ月あたりの補助額が少額の方は、申請しないようです。申請が教育委員会だけでなく、名栗、原市場、南高麗、中央、二区公民館でも申請できるとしていますが、定期券購入後、定期券の写しと学生証の写しを添えて、保護者が申請することになっていることから、申請しにくいのではないでしょうか。
3ヶ月定期でも補助
担当者は、「3ヶ月定期でも、6ヶ月定期でも上記表の1ヶ月あたりの補助額が受けられるので、申請してほしい」と話しています。
住民の切実な要求からやっと始まった制度です。積極的に利用しながら、改善・充実させていくことが必要です。
東京都檜原村では
奥多摩地域の檜原村でも、高校生等のバス通学費補助金交付要綱がありますが、補助額は3ヶ月定期代の30%になっています。
「埼玉ボイス!」開設
インターネットでも対話
日本共産党の伊藤岳参院埼玉選挙区予定候補はインターネットでも有権者との対話を広げようと、28日から双方向コミュニケーションサイト「埼玉ボイス!」を開設しました。
トップページの「地図あり投稿」ボタンを押すと画面の地図から具体的な箇所を示し「道が暗い。街頭をつけて」などの要求を書き込んだり、「後期高齢者医療制度廃止を」などの要求や候補者への要望、注文をつけることができます。
投稿をもとに交流を広げ、一人ひとりの声から政治が始まることを実感してもらいたいと考えます。
ほかにも活動や住民の声を紹介する動画を充実させていく予定です。「埼玉ボイス!」は伊藤岳予定候補のブログ「かけある記」とリンクしています。
参院選勝利をめざして
市議会報告と国政を語るつどいを開催
日本共産党飯能中央支部と同後援会は10日、中央公民館で「市議会報告会と国政を語るつどい」を開催しました。
最初に伊藤岳参議院埼玉選挙区予定候補と大門実紀史参議院議員の二人の参議院選挙への思いを語ったDVDを視聴しました。
保守・公明・民主が国保税値上げ賛成
山田利子市議は3月議会の中で切実な住民要望に取り組んできたものがいくつも実現できたことを報告しました。地元業者の仕事確保につながる住宅リフォーム助成制度や高校生など遠距離通学者のバス代補助制度が実現したこと。障害者のガソリン券が家族にも半額補助されるようになったことなど報告。一方では、市民生活がこんなにも大変な時、国民健康保険税の大幅値上げが日本共産党以外の保守・公明・民主の賛成多数で強行されたことなど報告しました。
参議院選挙で力かして!
国政について日本共産党西南地区委員長の小野洋一氏は、「国民が期待した民主党政権は、公約した後期高齢者医療制度の廃止を先送り、普天間基地移設問題も国民の期待を裏切っている。自民もダメ、民主も期待ハズレという中で新しい政党が次々できているが、小泉構造改革の時の推進役を果たしてきた人物が中心になっている。参議院選挙では国民の立場で頑張る日本共産党に大きな力を貸していただきたい」と訴えました。自民党支持者だった男性が「自民も民主もダメ、共産党は市議会でもよく頑張っている。国政でも頑張ってほしい」との期待の声に参加者一同、選挙で頑張る決意を固め会うつどいとなりました。
テングス病から桜を守って!
桜の大敵、テングス病が名栗地域で広がっていますが、遅雪でその枝が折れて無惨な状態になっています。
合併前の名栗観光協会では一斉に罹患した枝の除去や一部でソメイヨシノからしだれ桜や山桜枝への植え替えを行ったことがあると言うことですが、回ってみると発生が非常に多いようです。この病気にかかると花が咲かなくなるばかりか枯れてしまう病気で、桜の名所もこの病気で姿を消しています。
名栗地域の関係者にお聞きすると「観光の目玉の一つである桜が年々病気が進みとても残念。危険な作業だから住民では手が出ない。なんとかしてもらいたい」と話していました。
病気を治す「特効薬」はなく、病気と分かったら小枝の下の隆起した部分から切り落とし、そこへ殺菌剤を塗ることが防除方です。
国の緊急雇用事業を活用して、取り組んでいる自治体もあるようですが、行政と地域で連携して管理することが必要で、地域みんなで桜を守っていくという意識と行政が積極的に対策を講ずることが求められます。
野菜高騰 農協直売所・農家の無人販売が人気
不順な天候がつづいています。毎日の食卓に欠かせない野菜、特に葉物の値段が高騰しています。市内のスーパー3店舗、農協直売所など野菜価格のリサーチをしてみました。かぶ、小松菜、葉玉ねぎ、のらぼう、ほうれんそう、キャベツ、レタス、チンゲンサイと軒並み通常よりも40%程度高く、特にキャベツ・ほうれんそうは最盛期の2倍にもなっていました。農協直売所は値段が安く大人気。また農家の野菜無人販売所も大変好評です。家計の冷え込みと野菜価格の高騰が、さらに地産地消や自給自足の取り組みを促進する要因となりそうです。
新飯能号外3月議会報告「ガソリン券」記事の訂正とお詫び
現在、日本共産党飯能市議団の3月議会報告を配布をしていますが、一部記事に誤りがありましたので、訂正してお詫びいたします。
2面『暮らし応援の予算に全力』の中の、「障害者ガソリン券、家族にも支給」の内容説明の中で、“支給の対象が精神障害者の方にも拡大”されたと書きましたが、この点がまちがっていて、精神障害者の方は対象となっていませんでした。市役所担当課に問い合わせの電話が入るなど大変ご迷惑をおかけしました。
補足しますと、今回の見直しは、タクシー券支給対象者(身体障害者1級、2級、療育手帳A、Aの方が、ガソリン券を選択する場合、支給の範囲が広がり家族の運転でも利用でき、その場合、ガソリン券の支給枚数は半分の12枚です。 県では平成21年にこの制度を廃止したため、県内では縮小・廃止する市町村も出ています。飯能市では住民要望もあって、市が独自に継続し、さらに拡充されたことは大きな前進です。
今後、精神障害者の方も対象となるようさらに求めていきたいと思っています。現在のところは対象となっていませんでしたのでお詫びいたします。
日本共産党飯能中央支部・同後援会は10日、中央公民館で「市議会報告と国政を語るつどい」を行いました。
波紋(コラム)
句に竹をのせる筍になります。朝掘ったたけのこはすぐに湯がいておかないと新鮮味が失われてしまって、美味しく食べることができません。私なんかの世代は、筍というとみずみずしい竹の皮に梅肉をはさんで、舐めていたという思い出があります▼「筍医者」というのは、やぶにもいたらない、技術がない医者のことだそうですが、最近の『自民もダメ、民主もダメ』という流れのなかで、雨後の筍のように乱立する新党は、さしずめ「筍新党」とでもいうのでしょうか。中身は古い自民党政治そのものなのですから▼政治の世界で句といえば、アメリカいいなり、財界・大企業中心の「二つの異常」をただせる政党ということになります。しっかりと大地に根をはった大樹は、年輪に重ねて、新たな芽吹きのときを迎えています。行きづまった自民党政治に代わる「国民が主人公」の旗幟を鮮明にした党の姿をそこに見る思いがします。