新飯能1689
下水道使用料また値上げか
下水道審議会開かれる
9月2日、第2回下水道事業審議会(及川会長、日本共産党からは金子敏江市議)が開催され、飯能市の下水道事業の「経営改革プラン」(H21年~25年度)を策定し、審議会に報告しました。 内容は、今後5年間の主な事業計画と来年の下水道料金の値上げを中心とした財政計画となっています。
今後5年間の主な事業計画では、①土地区画整理事業地内の下水道整備の促進、②飯能市浄化センター(征矢町)の老朽化した施設の改修、③合流式下水道緊急改善事業(国の指導もあって、合流式の汚水を受け入れる専用の処理施設を終末処理場に増設するなどの改善工事を行う)の大きく3つの事業があげられています。
22年度に値上げを準備
下水道料金の値上げについては、昭和41年の終末処理場の使用開始以来6回の値上げを行ってきました。前回は、平成17年4月に平均29・1%と大幅な値上げを行い、家計に大きなパンチとなりましたが、今回の計画では、来年22年4月からの料金値上げに向けて、飯能市の場合、他の類似団体と比べて汚水処理単価が高いのに比べて、使用料の料金設定が低すぎるとしています。
市民生活が大変なときに値上げやめよ
金子市議は、「完全失業率は5・7%と高く市民生活は大変きびしい。汚水処理原価が高いのは、これまで飯能市が10万人都市構想の中で、人口増を想定して過大な施設を造ったり、広大な土地を購入してきた。それを処理費用に参入して市民にツケをまわしてはならないし、市民生活が一番苦しい時だけにこの時期の値上げは行わないよう」求めました。次回の審議会は10月中旬とのことですが、この時には、具体的な値上げの数字が提案されるようです。
北関東ブロックで
塩川衆院議員4選果たし 全国で改選9議席守る
衆院選は30日の投開票の結果、比例北関東フロックで塩川てつや候補の四選を果たすことができました。また、全国で日本共産党は、九議席を確保するとともに、自民・公明両党を政権から退場させることができました。
後援会員、支持者のみなさんのご支援、ご協力に感謝を申し上げます。
日本共産党は、民主党政権のもとで、「建設的野党」として、後期高齢者医療制度廃止、労働者派遣法の抜本見直しなど良いことには協力し、消費税増税や憲法9条改悪など悪いことにはキッパリと反対して問題点をただしていく仕事をして現実政治を動かしていくために全力で頑張ります。
今年は、4月の市議選、7月の市長選、そして衆院選と連続してご支援をいただいたことに心より感謝を申し上げます。
「病院改革案」評価できない 74%
市立病院問題で緊急アンケート実施
日本共産党両吾野支部と新井たくみ市議は8月下旬に、市立病院問題の住民アンケートを実施しました。
162通(1割)が返信される
実施方法は、吾野、東吾野地域の読売、朝日、毎日、産経新聞の読者約1600世帯に折り込み、返信用封筒で郵送してもらいました。9月1日時点で162通が返信されましたので、中間集計を報告したいと思います。
① 靖和会(靖和病院)への委託を知っているか聞いたところ、知っていると答えた人が77・8%、知らない人が21・6%でした。
② 医師確保や経営改善の飯能市の対応について、努力してきたと思うと答えた人はわずか1・2%、努力が足りないと思う人は89・5%にも及びました。
③「病院改革案」について評価できるか聞いたところ、評価できると答えた人は1・2%、ある程度評価できる13・6%を合わせても14・8%。評価できないと答えた人は74・1%にもなりました。
④「病院改革案」について、計画通りよいと答えた人は1・2%、医師を確保し、市直営で50床守るべきだと答えた人は59・2%、19床はやむを得ないが民営化はやめるべきだ32・1%、民営化はいいがベッドの削減はやめるべきだ4・3%でした。
他に民営化した場合の不安や疑問、必要な診療科目などを聞きました。後日報告します。
日本共産党 一般質問の内容
9月9日(水)15・30~ 滝 沢 修
1、区画整理問題
(1)岩沢北部・南部地区について ①換地設計について ②阿須小久保線と西武線の交差について③除外地区の地区計画について ④都市計画道路用地について(2)笠縫地区の今後の進め方について (3)双柳南部地区の今後の考え方
2、市民を守る景気対策について
3、市営住宅の地上デジタル化の対応
9月10日(木)13・10~ 新 井 巧
1、市長選挙結果をどう受け止めるか。争点のまるひろ問題、市立病院問題など
2、市立病院問題
(1)住民の不安・疑問、要望にどうこたえていくか(2)職員の雇用問題等について
3、集中改革プラン、定員適正化計画の見直しについて
9月10日(木)14・20~ 金子 敏江
1、国保問題
(1)きびしい市民生活を支援する制度の活用を①失業や倒産など、経済的に苦しい世帯の国民健康保険税の申請減免について②医療費の支払い困難な人への対応について③資格証明書発行世帯の新型インフルエンザなど緊急対応時の配慮について
2、予防医療問題乳幼児ヒブワクチン予防接種への助成について
3、介護保険問題現場の声から制度の改善を求める
4、県水問題
引き続き、住民の不満をどう解決するのか
9月10日(木)15・30~ 山田 利子
1、福祉問題
(1)子ども医療費の窓口払いなしについて(2)保育料の軽減について(3)父子家庭にも十分な手当てを
2、景気対策
(1)市民生活を守るための景気対策について①公共施設の修繕や生活道路などの整備を②民間住宅の借り上げなど住宅困窮者への自治体の施策について
3、飯能駅北口に自転車駐車場の設置を
木の香る 校舎
名栗小 新校舎完成
名栗小学校が改築され9月1日、始業式と竣工式が行われました。
新校舎は、鉄筋コンクリート造一部木造2階建てで、各教室には、学校林で育てた地場産木材がふんだんに利用され、杉・檜の香る校舎はすばらしい教育環境になりました。
総工費は、5億9千4百万円、うち国庫補助金が1億7千万。
笑顔の子どもたち
DV連続講座
9月6日(日)
午後1時半~4時半
総合福祉センター
9月26日(土)
午後2時~4時
市役所別館2F
10月4日(日)
午後1時半~4時半
総合福祉センター
10月25日(日)
午後1時半~4時半
富士見公民館
11月1日(日)
午後1時半~4時半
富士見公民館
1回千円全回2千5百円申し込み・飯能市役所市民参加推進課
平和野外コンサート
9月27日(日)
10時~15時30分
入間市新しきを知る公園 丸広近く
フォーク、コーラス、民謡、楽器演奏等々
奥むさし・文化9条の会
波紋(コラム)
あれっと思ったのは、白鷺が飛んできているからでした。そういえばもう九月です。総選挙での政治の劇的な変化に、白鷺も驚いて飛んで来たのかもしれません。それにしても大変な選挙でした▼政治学者の五十嵐暁郎さんは「選挙で政権が交代したのは、日本の政党政治、社会にとって画期的です。投票する人が、自分の一票で政治が動いたという経験をしたことは、今後の投票行動にも大きな影響を与えると思う」と述べています。自公政治ノーの怒りの一票が政治を変えたのです▼民主党への支持の大きな流れのなかで、日本共産党が九議席を確保し、得票数で前進したことは、新しい政治情勢のもとで、「建設的野党」としての役割をますます大きなものにしています。飯能でも得票、得票率とも前進をかちとることができました。すごいことです。これを力に次の大きな前進にむかって挑戦できたらと思います。