新飯能1651
雇用守れ、消費税増税やめよ
あやべ衆院比例予定候補が訴え
11月30日、北関東比例ブロック予定候補のあやべ澄子さんが来飯し、終日街頭から訴えました。
あやべさんの力強い訴えにお年寄りや買い物に来た主婦など多くの市民が足を止めて聞き入り、拍手で応えてくれました。近くを通る車からはドライバーが手を振って激励してくれました。
日本共産党は、北関東比例ブロックで現職の塩川てつや衆院議員とあやべ澄子さんの2議席当選をめざして頑張っています。
あやべさんから手記が寄せられました
まっ青な空が広がるいいお天気。周りの山々の紅葉が青空に映えてきれいです。リュックサックを背負った方々が次々に通って行きました。飯能河原沿いのもみじもまっ赤。ハイキング日よりです。
新井議員、金子議員、山田議員といっしょに街頭から訴えました。ホームセンターの前や駅前などで、通りがかりの方々が足を止めてずっと聞いて下さいました。「よくわかりました。本当に頑張って下さい」と強く手を握りしめて下さった女性や、「応援していますよ」と声をかけて下さったバイク屋さん。車からもたくさんの激励が寄せられました。
切実な声を受け
夕方からは、滝沢議員や菅間元市議といっしょに訪問活動。自転車屋さんではお客さんもいっしょに、「年金は減るのに取られるものばかり」「今の自民党じゃあ、誰がやっても同じだよ」とその場で即席懇談会になりました。くも膜下出血で奥さんが倒れたというお宅では、「5年経って、リハビリでここまで回復しました。何もやらなければ今の状態も維持できないのに、今は症状の回復が見られなければ、何十日、何ヶ月という短い期間でリハビリがうち切られてしまう」と、医療改悪が患者さんの回復を妨げていることを訴えられました。
来年4月には、市議選がたたかわれます。「市議選と総選挙を頑張って」とどこでもあたたかい声をかけていただきました。
あやべ澄子
日本共産党の一般質問
12月10日(水) 14:20~
滝沢 修
(1)岩沢南北の区画整理について
①住民説明会の状況、意向調査とスケジュールについて②今後の予算の考え方や財源について③概ね20年間で完了する事業を進めるために④下水道の計画について⑤阿岩橋架け替えと南部地区、また阿須地区の道路と下水道について
(2)双柳南部地区・新光地区の下水道と雨水排水について
(3)笠縫地区の現状と今後について
(4)景気悪化から市民生活を守るために
12月11日(木) 10:00~
新井 巧
(1)市立病院の医師確保について
(2)病院改革プランについて
(3)今後の進め方
(4)丸広飯能店移転問題について①丸広飯能店移転後の街づくりについて②東飯能東口ビル利用問題について(5)山間地域振興について①山間地域振興事業について②住民の「足の確保」について③遠距離通学者の助成について④未給水地域の解消について
12月11日(木) 11:10~
山田 利子
(1)ハッピースマイルの閉園問題について
(2)総合保育施設について
(3)子どもの医療費の無料化を小学校卒業までに拡大を
(4)障害者の就労・仕事確保について
12月12日(金) 11:10~
金子 敏江
(1)景気悪化から暮らしと営業を守るために①財界応援から家計応援の経済政策の転換を②飯能市の積極的な支援策について
(2)市民の願い受け止められるあたたかい市政を①75歳以上高齢者への人間ドック、保養所利用への助成について②「後期高齢者医療」保険料の滞納による保険証返還の見直しについて③介護保険から「生活保障」への福祉施策の充実④介護保険料の引き下げについて
消費税増税反対!反応びんびん!
スーパー「たいらや」前で飯能民商が宣伝
民間信用調査会社の帝国データバンクが30日発表した11月の景気動向調査によると、10月、11月と2ヶ月続けて全業種、全地域で景気が後退し、国内景気が過去最低を更新しました。このような中で、先の金融サミット合意を受けて、次々対策を発表しています。たとえばイタリアは、9兆6800億円規模の景気対策を実施。内容は、低所得世帯向けの減税措置や公共事業等の実施です。イギリスでは、金融・経済危機に対応するための景気刺激策として、消費税率を現行の17・5%を15%に減税し個人消費の増を期待したいとしています。期間は08年12月から09年度末までの実施。ただし、イギリスでは食料品、医薬品、新聞、雑誌、書籍、障害者用機器などには消費税をかけていません。また、これと合わせて所得税を低所得者には減税を恒久化し、高額所得者の最高税率40%を45%に引き上げ、減税分を穴埋めするとしています。
それに比べて日本では、「追加経済対策」で一回限りの給付金のバラマキと引き替えの消費税増税を打ち出すしまつ。麻生首相のこの一言で消費はすでに冷え込んでしまいました。
首相は早く辞めてほしい
飯能民主商工会では、消費税増税にストップをかけようと、役員を先頭に11月30日、原市場スーパーたいらや前で宣伝行動をおこないました。阿部恵子事務局長は、「麻生首相は経済対策で、増税に筋道をつけるために、姑息にも定額給付金と抱き合わせにしています。生活に困る庶民に2兆円の給付をおこない、すぐ後に10数兆円もの消費税増税が押し寄せるのでは、景気回復など望めるものではありません」と訴えました。買い物にきた人達はビラをみて「こういう人たちには早くやめてもらいましょう」と、対話もはずみました。今後も増税ストップの運動を旺盛に取り組んでいきたいとしています。
保育の市場化反対!
保育関係者が集会
政府と財界が目論んでいる「保育の市場化」に反対するために、11月24日、日比谷野外音楽堂において「子どもを泣かせる市場化反対!保育制度解体許すな11・24大集会」と銀座パレードが開かれ、全国各地から2800人の保育関係者、保護者、こどもたちが参加しました。
当日はあいにくの雨模様でしたが、会場は色とりどりの旗やプラカード、風船で埋め尽くされました。その光景は、雨が都会の真ん中をねずみ色に染める中、参加した皆が咲かせた「花」のよう。隣接する厚労省の高いビルからも、その光景は見えたことでしょう。
今回の政府・財界の動きは福田内閣において「平成20年度内に保育サービスの市場化を含めた保育制度改革をする」ことが閣議決定されたことに端を発しています。数年前から市場化の動きはあったとはいえ、多くの反対の声がそれを阻んできました。「現行保育制度の維持・拡充を求める国会請願署名」が3年連続で衆参両院で採択されるなど、充実した保育制度を求める声は確実に国政にも届いていると信じていました。そんな中でのあまりにも性急な決定に、全国の保育者の怒りに火がつきました。この日の集会で集計された「保育制度解体反対」署名は、なんと136万筆!全国各地から政府・財界の動きに対し「NO!」の声が突きつけられたのです。
最低基準の引き上げこそ必要
集会では、「市場化の動きや子どもの詰め込み、臨時・非正規職員の増加など、現場の厳しさが増す中で、今こそ展望を持ち、学習の力で保育者と保護者がてをつなぐことが大事。これからが正念場」、「こどもの心身の発達を保障するために最低基準の引き上げこそ必要」などの報告がされました。その後、パレードに繰り出し、「保育制度を守ろう」の声が祝日の銀座の街に響き渡りました。先頭も最後尾も見えないほどの長蛇の列。これだけの大勢の人たちが、保育のことを真剣に考えている、未来を託す子どもたちのことを想っているんだと感じ、冷たい雨が降る中ではありましたが、心が熱くなるのを抑えることができませんでした。折しも、営利企業が経営する保育園「ハッピースマイル」が経営破綻し、利用者である子どもと保護者は突然放り出され、利潤を目的とする保育の限界と無責任が明らかになりました。 私たちは今こそ、「お金」ではない、「すべての子どもたちの幸せのために」という保育の理念を広く語り、何が必要かを多くの人たちと考え行動していきたいと思います。その先に、きっと大輪の花が咲くことを信じて。
中里郷平
防災無線 難聴地域に電話でアナウンス
防災行政無線は、災害など緊急の広報手段として導入されて6年ほど経過しますが、山間地やビルの谷間などで「音声が聞き取りにくい」といった苦情や問い合わせが多く寄せられていました。そうした難聴地域への対策として、電話で確認できるシステムが12月1日から稼働しました。
このシステムは、「音声自動応答装置」で、無線が流れてから60分間、「(972)9123」に電話をかけると放送と同一内容のものを聞くことが出来ます。
一般電話だけでなく、携帯電話からも聞くことが出来ますが、通話料金が発生します。
波紋(コラム)
白菜をさくっと割るのは気持ちのいいものです。〈白菜を割る激浪を前にして〉(大野林火)ではありませんが、冷たい水で白菜を洗い、包丁で白菜を割る、そのさくっとした感じが、なんともいいのです。割った白菜は一日天日に干して白菜漬けの準備です▼水の冷たさがというわけではありませんが、夕張のことが頭をよぎりました。寒いだろうなと思います。財政破綻で職員は半減、行政水準は切り下げられ、住民はどうしているのでしょうか。貸し渋りや貸しはがしをもっぱらにしている大銀行を救済するのであれば、夕張を救済する方が先ではないのかといいたくなります。ごまめの歯軋りだといわれても怒りが湧いてきます▼殿のご乱心は麻生さんのことだけかと思っていたら、飯能でも沢辺市長が、まるひろ移転問題で、これまでの図書館建設計画をくつがえす発言をしたとか。ハッピースマイ閉鎖で、企業に子育てを丸投げした無責任さを問われている市長のこの無定見。白菜のさくっと割れる心地よさが少しも感じられません。