新飯能1623
税金の集め方と使い方を国民本位に変えよう
あやべ澄子衆院予定候補が街頭から訴え
あやべ澄子衆院予定候補の北関東宣伝キャラバンがスタートし、県内各地で宣伝や小集会、医師会や農業者などとの懇談が精力的に行われています。
15日には、飯能駅北口のまるひろ前で街頭演説を行い、山田利子市議と商店街を訪問しました。 まるひろ前では、支持者や買い物帰りの市民が足を止め、演説を聞きました。
あやべさんを国会に
最初に応援に立った、民商事務局長の阿部さんは、「医療や年金の改悪をしておいて、今度は消費税を引き上げようとしている。今、業者は固定資産税、住民税、所得税、国保税を納めるために働いているようなもの、その上消費税が上げられたら暮らしていけない。ぜひ、共産党に頑張ってほしい」と訴えました。
あやべ澄子候補は、「先日、自公は道路特定財源特例法の再議決を強行した。道路財源が確保できないと地方が困ると言うが、大型公共事業を地方に押し付け、地方交付税を減らし続けていることが問題。その上、ムダな道路中期計画で59兆円ものムダ使いをしようとしている」と指摘しました。
後期高齢者医療制度中止・廃止の声広がる
また、「後期高齢者医療制度は、3分の1の自治体で見直し・廃止の決議があがり、30の医師会でも同様の声があがっている。福田総理のお膝元の群馬県医師会長と懇談したときに、言語同断の制度で廃止すべきだと言っていた」と紹介。「お年寄りいじめの医療制度を廃止させましょう」と訴えました。財源の問題でも、「大企業・大資産家への減税が7兆円。米軍のグアム移転には3兆円も出している。税金の集め方と使い方を国民本位に変えれば消費税増税など必要ない」と訴えました。
名栗から来た佐藤さんは、「歯切れがよく、わかりやすかった。お金がない訳ではないのね」と話していました。
商店街では、「物価は上がる、年金は減らされ、売り上げはわずか、これでは生活できない。この政治何とかしてよ!」といった声が聞かれました。
多重債務解決へ運動広がる
清流道場が学習会
飯能民主商工会・清流道場は11日、学習会を開き、山田利子、滝沢修両市議が参加しました。
清流道場は多重債務を自ら解決するため取り組みが毎週開かれていますが、この日の学習会では今までの高金利引き下げの闘いや、グレーゾーン金利利撤廃運動と今後の問題などについて話し合われました。
高金利引き下げの闘いでは1998年当時、業界最大手の日榮や商工ファンドの脅迫的取立てが大きな社会問題になり、両社長の国会への参考人の呼び出しなどが行われ、当時の出資法の上限利息40%が、29・2%に改正され、その後、最高裁の判決などにより、過払い返還訴訟が全国的にひろがりグレーゾーン金利の撤廃運動が大きく高まってきた事が報告されました。清流道場でも多重債務に苦しむ方から多くの相談を受け、過払いの返還訴訟や特定調停、自己破産などについて相談者と一緒に解決を進めてきました。
しかし、最近はグレーゾーン金利の撤廃に伴い、中小貸金業者が整理されたり、倒産により過払い金を支払えなくなっている業者も出てきています。また、最高裁で契約における時効の解釈に新しい判断が下されるなど、今後の訴訟問題に新たな局面が出てきている点も指摘されました。
市民生活が一段と厳しくなる中で多重債務に苦しむ方が一層増えてくる事が予想されます。今後の清流道場の役割が益々重要になっていることを再認識して学習会を終えました。
無床なんてとんでもない
市立病院良くする会が住民懇談会開く
市立病院を良くする会は10日、東吾野のふれあい農園研修室で住民懇談会を行い、地域住民、病院関係者、市職員など多くの市民が参加しました。
はじめに、代表の杉田実さんは、「有識者会議の提言が出された中で、住民のみなさんの意見や要望を聞いて運動をすすめていきたい」と挨拶しました。続いて、新井巧市議が有識者会議の「提言書」の内容と問題点について報告し、「市は病院を医大に委託する方向で検討していくとしているが、それが駄目なら無床診療所にするとしている。経営改善は不可能という立場で、経営改善で存続することは全く考えていない」と指摘しました。また、以前市立病院に勤務していた渡邉医師の手紙も紹介しながら、「市長をはじめ、経営改善に取り組んで来なかった責任を市民に転嫁するやり方は許せない。市民の側から改善の提案をしていこう」と訴えました。
有識者会議を傍聴した方は、「有識者会議の議論と提言は異なったものになっている。無床などという結論はなかったはずだ」と述べました。
参加したある女性は、「患者の足の確保が一番切実。市はなぜ患者の送迎をやらないのか」「市立病院には大変お世話になった。この病院があるから安心して地域に住める。入院ベッドがなくなったら大変なこと」と切々と語りました。
会では、入院ベッドをなくすことがないように、市長に要請はがきを出そうと呼びかけました。
区画整理見直し
有識者会議の提言まとまる
岩沢北部、南部の区画整理事業見直しに伴い、昨年10月から開催されていた、「区画整理事業の見直しに関する有識者会議(宮下清栄会長)」の第5回の会議が13日開かれ、事業見直しについて有識者会議としての意見がまとめられ報告されました。
主な内容は、
①これまで10数年間の経緯を勘案し、権利者側の公平性に留意し、十分に事前説明を行い、整備済みの区域も含めて見直し後の計画の整合性を図ること。②権利者に不公平が生じず、地域全体に一層の利益をもたらすようにすること。③20年で整備が完了するよう事業推進に努力をし、下水道を可能な限り早期に整備を進める事などが提言され、除外地区については安全で安心の街づくりを進めるために、何らかの整備計画が必要であり地域住民組織が形成される事が必要であると指摘しています。
これらを踏まえ、意見総括としては、市の見直し案について、一部買収方式をとることや現況道路の重視により家屋移転の減少を図り事業を進めることは概ね妥当であるとの判断がされました。
5回開催された有識者会議は、事業見直しに関して埼玉県の指導により設置されたもので、市施工の区画整理事業でこのような大幅な見直しを行うのは初めての事であり専門家に意見を求めるために行われて来ました。 有識者会議の意見や住民の意見を生かした事業を進めていくことが求められます。
南高麗地区 市長ホットミーティング
75歳以上でも保養所利用できるように - 要望続々と
5月9日、南高麗地域のホットミーティングが行われました。
市長から、南高麗地域に関係する今年事業について説明があり、観光公衆トイレを上直竹上分に設置すること、弁天橋の架け替え(H20~21年予定)、有害鳥獣対策、地域情報化推進の基礎調査(苅生・上畑、黒指)などが報告されました。
南高麗では、上直竹上分・細田地区で地元住民が一丸となって取り組んでいる「お散歩マーケト」が、今年は5月3日に行われ、小雨が降る中500人の参加があり、NHK「首都圏ネットワーク」でも放映されました。こうした地域おこしが、住民自治をさらに発展させているのでしょう。
出された意見・要望
参加者から意見・要望がたくさん出されました。①小岩井~苅生の市道は、最近犬の散歩が多く、ペットのフン公害で困っている。不法投棄防止の看板が有効にはたらいているので、ペットのフンについても同様の措置をしてほしい。②鳥獣保護区の解除③南高麗地域の活性化のために企業誘致を。④4月から「後期高齢」となった。今までのように「保養所利用」の申し込みに行ったら、「後期高齢」の人は利用できなくなったといわれて大変ショックだ。今までどおり復活してほしい⑤未給水地域への対策はどうなっているのか⑥市民健診が予約制になって電話をしたのにつながらない。⑦県道富岡入間線と美杉台からの岩淵交差点の歩道の設置をなど活発に出されました。
身体障害者・自動車燃料費補助
年度途中でも可能に
身体障害者の自動車燃料費に対する助成制度があり、給油券(ガソリン券)一枚1200円を年間24枚まで支給されます。しかし、昨年度までは支給要件の一つに「自動車税の減免を受けていること」が条件に入っていた為に年度途中で障害者手帳の交付をうけても、軽自動車は年度途中で税の減免がないために給油券の交付ができませんでした。
新井巧議員は、18年度決算委員会の中で「普通自動車については県税で年度途中でも減免があり、給油券も支給される。普通車と同様に年度途中でも支給できるようにしてほしい」と求めました。
担当者は、「調査して改善する」ことを約束し、今年度から自動車税、軽自動車税の減免を受けていることの条件をなくし、申請月より給油券が交付されることになりました。
日本共産党市議団は「障害者本人が運転できない場合、家族に病院等への送迎をしてもらう様な場合にも適用できるよう」引き続き、改善を求めていきます。
波紋(コラム)
それまで快適だったゴンドラがせりあがったかのような感じになったかと思うと、突然空に浮かんでいる残雪の大きな富士が目に飛び込んできました。圧巻でした。外人観光客も驚きの声をあげていました。大涌谷で、熱い黒卵を食べている周りも、韓国や中国の観光客があふれていました▼それからしばらくして、家で寝ている時に地震がありました。かなり大きな揺れを感じました。地震の後にテレビに地震警報が出されるトラブルもあって、なんとなく寝付かれない不安な一夜になってしまいました▼それが今度の中国四川省の大地震です。現地の惨状をつたえる生々しいテレビの映像には胸が痛みます▼大涌谷で景色を楽しんだり、黒卵を珍しそうにほお張っていた人たちの中には、中国四川省の人たちもいたのかもしれません。個人の力ではどうにもならない大地震。一人でも多くの方が無事でいてほしいと思います。党は四川省大地震、ミャンマーサイクロン被害救援の募金を開始しました。できる限りの支援をという思いは切実です。