新飯能1515号
保険料が6650円値上げに - お年寄りの負担は限界!
介護保険制度の大幅改定で、昨年10月から施設利用の食費、居住費が保険外となり、全額自己負担となりました。4月からは、介護予防重視として、軽度の要介護者のサービス利用が大きく変わってきます。同時に、保険料も大幅に見直しになります。
今まで5段階だった保険料段階が7段階になりました。現行の世帯課税かつ本人非課税の場合、3段階で年額3万6600円が改定後では、4段階に位置づけられ、年額の保険料は4万2000円になり、5400円(14.8%増)の値上げとなります。
全平均では、6649円(18%増)も引き上げられることになります。
さらに深刻なのは、税制改正で住民税非課税世帯だった人が課税になることによって新四段階になる人が200人、新五段階になる人が2500人おり、2段階引き上がってしまうことです。国も問題の重大性を無視できなくなって二年間の激変緩和措置として特例的な保険料が設けられましたが、平成20年は税制上の緩和措置もなくなることから一層深刻になることは明らかです。こうして3年ごとに値上げされる仕組みこそ問題です。自治体独自の支援策が求められます。
国道299号中山バイパスが開通に
国道299号飯能・狭山バイパス中山陸橋が、3月29日午後一時に開通します。この陸橋はJR八高線が交差する跨線橋で未開通だった700mの区間が完成したものです。平成15年度から埼玉県が工事を行い、用地費を含め、31億円を投じての完成です。(狭山市笹井から斎場まででは総工費191億円)バイパス整備とあわせて、陸橋の測道が市道として整備されました。
供用開始に先立って、午前10時30分から中山囃子連によるお囃子、一中吹奏楽部による演奏幼児・小学生によるバトントワリングなどのイベントが予定されています。
日本共産党飯能市議団のホームページ好評
日本共産党飯能市議団のホームページが開設され、2ヶ月が経過しました。アクセス数は一日平均40~50件程度、一ヶ月で1500件近く訪問者があるようです。 引き続き、議員団の活動、地域の話題などなるべく新しい情報を提供したいと思います。同時に、みなさんからのご意見やご要望、身近な情報、写真などもメールで送って頂ければ、紹介したいと思います。
波紋(コラム)
「近ごろ不愉快なことは高金利のサラ金業者のテレビCMと、かって一流と思っていた銀行がサラ金業者と一緒に広告を出していることだ」。与謝野馨金融相は日本共産党の大門実紀史議員の質問にこう答えました。その通りだと思います▼三井住友はプロミスを、三菱東京UFJグループはアコムを、みずほグループは武富士を傘下におさめ、大銀行は10台の超低金利でサラ金に融資し、サラ金は利息制限法を上回る20数%の金利で暴利をあげているのです。大銀行とサラ金が一体となり、優良な客には銀行カードで貸し、リスクの高いところにはサラ金でという大銀行の態度には怒りがわいてきます。サラ金業者が高金利で莫大な利益をあげる一方で毎年20数万人が自己破産に追い込まれていることをどう考えているのでしょうか▼それにしても、最高裁も無効とした利息制限法を超える金利で暴利をむさぼっているサラ金の広告がテレビや新間で堂々とまかりとおっているのはどうしてなのでしょうか。テレビや新聞の姿勢にも大いに問題がありそうです。